会　社　概　要

代表挨拶

　弊社の代表としてご挨拶を申し上げます。
　月日の経つのは早いもので、私が臨床獣医師になってから44年が経過しました。大学を卒業して宮城県農業共済組合連合会にお世話になり、基本的な診療技術や畜産農家支援の大切さを学びました。私の座右の銘「先憂後楽」は、当時の連合会の第三代組合長であった小野寺誠毅先生が掲げていたものです。
　その後、35歳の時に渥美牛群管理サービスを立ち上げました。従業員とともに牛の個体診療と牛群管理、さらに繁殖管理（Dairy Comp305）、採胚（体内胚からOPU-IVF）、移植などに取り組み、牛の健康維持と牛群の生産性向上、さらには畜産農家の経営支援を目指して仕事をしてきました。そうしたなかで多くの生産者からご支持を頂き、会社も少しずつ大きくなってきました。
　時代は目まぐるしく変化し、特にここ2-3年はロシアのウクライナ侵攻をはじめとした国際情勢の変化によって、畜産にとっても厳しい時代となってきています。このような情勢のもと、弊社においても、従来と同様に畜産農家の経営支援を最大の目標としながら、将来の産業動物獣医療を担う獣医師の育成を図っていきたいと考えています。弊社は、今後とも国際的な感覚を持った獣医師と技術者の集団として、疾病予防や生産性向上、さらにはカウコンフォートを考慮した農家指導に努めていく所存です。今後とも皆様のご理解とご協力を頂ければ幸いです。

　代表取締役社長　渥美孝雄